- ミャンマー航空券販売センター スタッフブログ
- 2020.09.14
新型コロナウイルス感染拡大の第2波発生中のヤンゴン
ミャンマでは新型コロナウイルス感染拡大の第2波が発生しています。
今回は検査の数も増えたせいか、ここ3週間で約10倍近く感染者が増えている・・・
ラカイン州に始まり,コロナの感染が急速に広がっているヤンゴン。現在,ヤンゴンの28地区で自宅待機措置(Stay at Home)となっています。ロックダウンのような強い規制はないものの,多くの人々が強い警戒をしています。さらに,9月11日~10月1日まで,ヤンゴン地域外へ出ることができません。
日本からの救援便も2便が欠航となりました。日本政府、日本大使館や全日空(ANA)の方々の多大な努力があった中で、本当に残念なことです。
飲食店は,9月8日より再び店内飲食が禁止となりました。またテイクアウトとデリバリーだけになりました。飲食店の方々にお話を聞くと、日系、ローカルみな強い危機感を持っています。死活問題です。前回の4月5月は強い要請でしたが、今回は強い規制です。もちろん飲食店だけでなく、弊社の主力事業旅行業含め、多くの業界に影響が出ているのは言うまでもありません。
そんな中,ヤンゴンの各所で,住民の自警団が勝手にバリケードを作ったり、通行規制をするようになりました。非常に不便です。小さな路地だけでなく,比較的大きな通りも規制をしています。このような勝手な規制は、物流や経済活動をますます停滞させることにもなります。これが数日間続きましたが、さすがに政府が通行規制を止めるように通達を出しました。あちこちで解除されつつありますが、まだ規制をしているところが多くあるようです。困ったことです。
しかし、コロナ以前は多くの人々が歩き,車の渋滞が日常的にあった隠れ家川蝉のある、ヨーミンジー周辺。日曜日は,昼間から人も車も、ほとんどいない…
そして、夜18時台から、早くもシャッターを下ろす店、照明を落とす店が多く、まるで22時~23時ぐらいの雰囲気です。何とも異様な光景です。
明日も同じなのだろうか… ミャンマーはどこに向かっていくのだろうか???
こののままでは、せっかく頑張ってきた経済活動も・・・
日本の報道などネットニュースなどを見ていると、日本では感染者は多いものの、コロナとの付き合い方の方向性が示されてきたように思います。。。
ミャンマーもコロナと、どう付き合っていくか考える時が来たように思います。
しかし、ここはミャンマー日本のような医療体制もないので感染したときのリスクは日本の何十倍もあるように思うのは仕方がない・・・
今後はブログでもっと楽しいミャンマー情報を発信できるようになるのを祈るばかりです!!
※記事編集
株式会社エフジェイケイグローバルサービス
ヤンゴン事務所所長 梅村武司