- ミャンマー航空券販売センター スタッフブログ
- 2020.10.02
急な発令は、もはや毎度のことですが・・・
9月20日(日)の夜20時に保健・スポーツ省が,新たにヤンゴン地域全地区(ココ島地区を除く)を自宅待機措置の対象とする旨の通達を発出しました。翌21日の午前8時から施行という急なものです。急な発令は,もはや毎度のことですが、日曜日の晩に発令で月曜の朝に施行というのは,あまりにも急です。早く寝ていて、朝の出勤時刻まで全く知らなかったという人もいたようです。結構混乱していました。
ほとんどの業種に自宅待機措置が出ています。ほんの一部の業種を除いてほとんどの市民が自宅待機状態です。もちろん外国人も同じくです。明記されていない飲食店は?スーパーは??などと混乱。実際、飲食店は開けても大丈夫でした。コンビニも開いています。運送業の停止はあまりにもひどいと言うことで,大臣の発言で許可に変更になったり、すぐ後日に業種が修正されたりという状況が続いています・・・。本業の旅行業は壊滅状態です・・・ 旅行好きのミャンマー人もこの状況では旅に行くこともできません・・・
そして、28日からヤンゴン管区ではQRコードを持っていない人はタウンシップ(Tsp)を越えてはならないという発令も出ました。QRコードは、専用のサイトに入って登録するのですが、全市民ができるわけではありません。しかも,急に始めたせいか、サーバーがダウンして繋がらず、入れても途中で止まって発行がなかなかできない状態になっていました。
対象は,今のところは車やタクシーに乗る人が中心で,歩行者は今のところは問題ないようですが、正式にはどうなのかは全くわかりません。QRコードがなければ,自家用車の運転やタクシーはダメなんですが、バスに乗るのはOKのようです。厳しく取り締まりが行われ始めたかと思えば、そうでもなかったり…
街は、昼間からかなり閑散としています。車は少なく、歩いている人はいますが、普段よりも激減。
夜は,早い時間から街に警官が多数います。夜間外出禁止の24時までは、特に何かを言われることはないはずですが、ここはミャンマーですかなりの注意が必要です。
8月中旬から感染者が一気に増え,まったく収まる気配なし…各種制限措置及び入国制限措置の10月31日までの再延長,国際線も同じく。ANAの成田⇒ヤンゴン線は早々と11月末迄運休が決定し、さらにミャンマーの総選挙の投票は11月8日。もし収まってきても、この日まではこのままなのか??と思ってしまいます。
今後はミャンマーが他国のように新型コロナウイルスとどう向き合っていくか、早急に考えないと、私の大好きなミャンマーがどうなるのか心配です。
しかし、我々外国人はこの国の法律に従って前進あるのみです!!
ミャンマーは必ずこの新型コロナウイルスを乗り越え、また私たち外国人も住みやすいミャンマーに戻ることを祈るばかりです!!
がんばれミャンマー!!
※記事編集
株式会社エフジェイケイグローバルサービス
ヤンゴン事務所所長 梅村武司